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カメルーン ジャバ ロングベリー
       

生産国 カメルーン
地域 西部州バフォサム
生産者 カプラミ生産者協同組合
クロップ 2015/2016
規格 Type B
欠点規格 公式な規格はなく、
一般的に30欠点/300gといわれている
スクリーン スクリーン16アップ
木の品種 ジャバ
その他 標高1,200-1,800メートル
100%天日乾燥
精製方法 フルウォッシュド

カプラミ(CAPLAMI)生産者組合が属する
UCCAO(Union Centrale des societes Cooperatives Agricoles de l'Ouest)は
カメルーン最大のコーヒー生産者組合です。     


カメルーンにコーヒーが伝わったのは、ドイツの植民地となった1884年以降で、
1905年と言われています。
しかし本格的にコーヒー栽培が始められたのは
フランス領カメルーンになった1928年からになります。
1930年代には小さな生産者組合が組成され、
1950年代には北西部州にNWCAが、
1958年には西部州にUCCAOが組織され、
コーヒー産業の成長が始まりました。


1985年のピーク時には230万袋を超える生産量を誇っていましたが、
世界銀行の構造調整政策により、
1990年代にコーヒー産業を自由化されると、多くの農民がコーヒー栽培を放棄し、
キャッサバやバナナなどの食糧栽培へと
切り替えてしまったため、コーヒー生産量は10分の1に激減してしまいます。
追い打ちをかけるようにコーヒー価格の低迷が続いたため、
カメルーンのコーヒー産業は崩壊してしまいました。


2008年、カメルーン政府はコーヒー産業の再生計画を発表し、
世銀、国連、EUなどの支援を受け、再生に向けた取り組みを行っています。
現在、政府が推奨している高地栽培に適し、
病害虫に強い品種ジャバに植え替えられています。

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・ジャバ(Java)
カメルーンで栽培されているジャバという品種は、
インドネシアのジャワ島で栽培されていた
昔ながらのティピカがヨーロッパにもたらされ、
ドイツ人宣教師によって1913年に
カメルーン持ち込まれた品種と考えられる。
生豆の形状はロングベリーです。
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撮影予定2016年10月25日