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イエメン クラシック マタリ


エリア:ハイミ地方中心
プロセス:ナチュラル
品種:イエメン原種
標高:2000m


ヨーロッパで最初にコーヒーが売り出されたのは
1661年アムステルダムでのことです。
イエメンのモカ港から積み出されたコーヒーでした。

これをきっかけに、ヨーロッパ人は安いコーヒー豆を大量に確保するため、
それぞれの植民地にモカの豆を持って行ってコーヒーの栽培を始めました。
現在南アメリカや東南アジアで栽培されているコーヒーの多くは、
もともとこうしてイエメンから運び出されたものなのです。
つまりこの歴史からもイエメンは世界のコーヒーの母国というわけです。



イエメンモカコーヒーの生産は内陸の山岳地方(標高1,000m〜3,000)
段々畑で行われており、この中でも特に有名な産地が、
アラビア語で「雨の子孫達」を意味する「バニー マタル」地域と、「ハイミ」地域です。



このハイミ地域もバニー・マタル地域と同様に雨が多く、またしばしば霧がかかります。
このあたりのコーヒーの木は原生種に近いので、生み出される豆は
素朴でありながら気品のある味わいを醸し出すことで知られています。


イエメン クラシック マタリはハイマ一族の人々により昔から大切に守られ、
手摘みされたコーヒーをじっくりと時間をかけて天日乾燥しています。






撮影2013年6月8日・・・生豆は終売しております。