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エチオピア イルガチェフェ


YIRGACHEFFE G‐2
生産処理:ウォッシュド

Grade 2


シダモ・コーヒー・エリアの南端から険しい道沿いに車を走らせますと、イルガチェッフェ村(標高2,500m)までの
約35km間にコーヒーが大切に栽培されているのが目に映ります。肥沃な黒土に恵まれ、川と森と湖に囲まれた
美しいイルガチェッフェ村のシンボルは、近在のAbaya湖で、エチオピアの人々が心から愛する湖の一つに
数えられています。
この地域で生産が始まったのは、1950年代とコーヒーの生産文化からすると比較的新しいのですが、紅茶にも
似た特徴的なフレーバーとフル・ボディーのカップで、このイルガチェッフェエリアのコーヒーが
‘YIRGACHEFFE’の名で急速に取引されるようになりました。
現在ではアメリカ、北欧のスペシャルティー・コーヒー市場で人気を博している関係から、非常に手に入れ難い
コーヒーの一つにもなっていますが、あえて生産エリアを広げることなく、限られた生産エリアで、
年間生産量が1000t前後しか生産されない貴重品にもなっています。
標高2000m付近のこのコーヒーでは、今までにない味と香りが特徴的になっています。
川と森と湖に囲まれた美しいイルガチェッフェ村一杯のコーヒーカップから、
優しい心までも伝わってくるような逸品です。






撮影2010年10月7日・・・終売