グリーンウェルの大粒ピーベリー。
ハワイ州 | |
地域 | ハワイ島コナ地区ケアラケクア |
生産者 | グリーンウェル農園 |
クロップ | 2009/2010 |
規格 | ピーベリー |
欠点規格 | 0-8/300g |
スクリーン | スクリーン13 |
木の品種 | ティピカ |
その他 | 標高600−800メートル、ホシダナを使用した天日乾燥を主体に仕上げは機械乾燥、 |
精製方法 | セミウォッシュ |
開花時期 | 6月 |
収穫時期 | 9月−3月 |
船積み時期 | 2010年2月 |
日本での保管方法 | 定温倉庫 |
<コナコーヒーの歴史>
1817年 ドン・フランシスコ・デ・パウラ・マーティン(カメハメハ一世の通訳を務める)が
ハワイに初めてコーヒーを持込む。
1825年 ボキ酋長がブラジルからコーヒーの種を持ち込む。
1828年 サミュエル・ラグル牧師が初めてコナにコーヒーを植える。
1836年 商業ベースでのコーヒービジネスがカウアイ島で始まるが、失敗に終わる。
1845年 カウアイ島以外の島(コナも含む)でも商業ベースのコーヒービジネスが始まる。
1850年 コーヒービジネスが次々に失敗し、投資家はサトウキビに切り替え始める。
1860年代 コナ地区とハマクア地区以外のコーヒーはなくなる。
1873年 ヘンリー・ニコラス・グリーンウェルがウィーンのワールドエクスポで
コナコーヒーの品質で表彰される。
1892年 グアテマラのティピカがコナ地区に次々と導入され、1920年ごろには一般的となる。
これが現在のハワイコナの原型。
<H.N.グリーンウェル、コナまでの道のり>
1840年 ヘンリー、一攫千金を狙い、イングランドを離れ、オーストラリアへ。
牧畜を営むが失敗。
1850年 ゴールドラッシュの波に乗り、カリフォルニアへ。
しかし、仲間に裏切られ、途中で船を降ろされる。しかも背中を負傷。治療のためにホノルルへ向かう。
同年、コナに移り、土地を購入。農業(オレンジや牧畜)をしながら、現在グリーンウェル農園のある、
ケアラケクアに雑貨店を経営し始める。後に40年あまりの歳月を費やし、
田園地帯のコナにコーヒー農園を作り上げる。